Blender/Unityまでは正常なのにVRChatにアップロードするとアバターが縦・横になってしまう直し方

Blender/Unityまでは正常なのにVRChatにアップロードするとアバターが縦・横になってしまう直し方です。

人型以外の物などの物体のオブジェクトをunityに移した際によく起こっているのではないでしょうか。

原因として
・Blenderでボーンが入っておらずウェイト設定もされていない
・Rigでhumanoidやgenericの設定がされていない・
・Blenderからunityへのfbxのエクスポート時から座標が違っている
などが基本的な確認ポイントとしてあげられます。

手っ取り早い解決法として「Blenderでボーンを一本立てる」ことです。

Blenderでボーンを一本立てる
奮闘記
1. ボーンを一本垂直に生やしてウェイトをつけ車をボーンの子にする
2. unity向けにFBXを出力する

Blenderでボーンを一本立てる

Blenderでボーン（骨）を一本立てることでオブジェクトの縦横をはっきりさせることができます。

・Blenderを開きます。
・対象となるオブジェクトファイルをインポートします。
・（オブジェクトモードにして画面中心内で）「Shift+A」を押して→アーマチュア→単一ボーンでボーンを追加。
・右のアーマチュア（ボーン）が選択された状態で、左のツールからmoveを選んでボーンを移動させて、対象のオブジェクトの中に一本入れます。（最底面に立てる）

画像では仏像にボーンを一本立てています。（ボーンが見えやすいように胴体の表示を消してあります）

一本ボーンはいわば足の裏です。オブジェクトの最も中心の底面に立てます。

・入れたらFBXファイル等でエクスポートさせます。
・unityのAssetsにドラッグアンドドロップで読み込みます。
・unity上でAssetsのFBXファイル→Rig→Animation Type→Humanoid（人型の場合）あるいはGeniric（ものの場合）を選択→Apply
・HierarchyにFBXファイルを追加。
・Hierarchyで最も上の親オブジェクトにvrc_Avatar descriptorを追加しましょう。
・VRCcatにアップロード。

これでオブジェクトが真っ直ぐになったはずです。

その他、オブジェクトが埋まってしまう場合

（参考）
[VRChat] 着せ替えをするときに、足の裏と地面が合わない場合の対処
https://note.com/ygr/n/n7e5ee24cb07d