CPUの温度が95〜100℃で常時運転の異常事態。CPU負荷12%程度なのに。BIOSやHWHonitorやCore Tempで確認してもCPU温度のみの異常。
水冷クーラーCorsair iCUE H115i RGB PRO XTはグリス塗替えから4ヶ月程度であり、ファンも可動しており、ホコリも溜まっていないので単体故障。
外してみるとグリスがドロドロに溶けて水冷クーラーにくっついている。少しずつ削るように取ろうとしたものの、ソケットから無理矢理に外れてしまったためピン折れを確認。
更にクーラー側にCPUが完全固着されており、引っ張っても取れない。横にゆっくりスライドさせながらCPUを取った。
ピン側に付着しつつあったグリスをウェットティッシュで細かく拭き取る。
今手元にあったのがASRock x670e Steel LegendCPU AMD 3700Xの乗るAMD4ソケットに対して、5年前に買ったENERMAX CPUクーラー 9cm サイドフロータイプ ETS-N30R-HE。
応急処置の選択肢はこれしかなかった。
後継機のEnermax ETS-N30R-TAA 冷却 コンピュータ 内部 CPU ファン 3 Heat Pipes ETS-N31-02
シルバーグリスを塗布して換装。温度は40℃前後で推移。とりあえずOK。
初めて水冷クーラーに変えてから3年ほど経ったが、+10℃の高温運用を犠牲に静音性を手に入れても本体の寿命が短いようだ。
こう考えると10年単位で使える従来の空冷クーラーの方が優秀だと感じる。