このすば映画化決定ー! – (C)暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/映画このすば製作委員会

テレビアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」(略称・このすば)の映画化が決定した。
同作は、シリーズ累計発行部数650万部を誇る、暁なつめによるライトノベルが原作のファンタジー。交通事故に遭いかけてショック死した引きこもり青年・カズマが、ひょんなことから異世界に転生し、アクア・めぐみん・ダクネスら、少し残念な能力の仲間たちと、トラブル続きの冒険を繰り広げる。

アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」映画化決定 シネマトゥデイ https://www.cinematoday.jp/news/N0101784

「このすば」映画化。

私もこの作品が好きだ。
スタッフが楽しそうに作っているのが伝わってくるから。

何も考えずに見られる作品として面白い。

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異世界転生モノでは「リゼロ」と対を成す。

Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)

ニートヘタレ主人公が死んでゲーム的な異世界へ転生する。

「リゼロ」も「このすば」も、設定同じなのに前者は真面目。後者はギャグかの違い。


この素晴らしい世界に祝福を!のマーケティングの上手さ

このすばはマーケティングが上手い。

最初から分割2期で計画しておいて1期終了後に即2期決定と盛り上げ、
2期終了後もなりふり構わずソシャゲとコラボをし続け、
アベマやアマゾンで1期全話無料でバラマキ続ける。

1期を無料拡散することで2期を買わせるフリーミアム。そして映画化。

すべて半年スパン。

マーケティングが上手すぎた妖怪ウォッチのレベルファイブ

参考までにマーケティングが上手かった事例をみてみよう。

妖怪ウォッチというコンテンツを流行らせたのがレベルファイブ(株)だ。

イナズマイレブンにしろレイトン教授にしろダンボール戦機にしろ、妖怪ウォッチにしろ、レベルファイブ(株)の日野晃博 社長の児童向け販売戦略は上手すぎた。

コロコロ(漫画)→ゲーム(半年前)→アニメ(半年後)。

このパターンも流行が起こる周期を計画的に考慮してたのだ。

テレビのブームは概ね3ヶ月に設定される。

子供はジャネの法則で体感時間が長くなるので6ヶ月で設定するのだろうか。

どちらにしても恋愛など何かにドハマりするPEA(フェニルエチルアミン)が分泌されるのが3ヶ月ないし半年から3年か4年なので、段階的に潮時ポイントを設定する。

ブームを短期的に3ヶ月でロスカットライン引いて、それを越したら半年に変動幅拡大させて、それ以降は3年、4年で上昇レンジを見越してカットを入れていくという寸法。


出来レースすぎたソードアート・オンラインのソニー

劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-

SAO(ソードアートオンライン)の制作会社のA−1Picturesは過労死で自殺者出してブラック企業大賞にノミネートされた。

毎度のやり口は、ソニーがSAO流行ってるステマして、ソニーミュージックのお墨付き歌手にOP歌わせてMステにSONYスポンサーで出すまでテンプレだ。

ソニーはもう日本の企業ではないので、SAOのステマの時も「日本で流行ってる」とやらずに「海外で1番人気のアニメ」と逆輸入したみたいな文句で売る。

そんなに流行ってもないのに、速攻的に流行っているように仕込むのが露骨すぎる。

妖怪ウォッチのレベルファイブならもっと上手く仕込む。

なぜアニメは劇場版を目指すのか?

まどマギもコードギアスもそうだったが映画化といっても最初はどうせテレビ版の総集編を映画でやるだけ。

映画化してタイトルに「劇場版」と付けることで版権がテレビ局から映画制作陣へ移るので。

この作業をすることで2作目の映画で回想シーンを転用しやすくしたり、内容を改変したりする。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語

そうするとまどか☆マギカの叛逆の物語のように極めて評価の高い優れた作品が出てくるのだ。